花言葉は「平和」初心者にも育てやすい〜オリーブ〜
庭のある暮らし〜GARDENS LIFE〜をもっと楽しんでいただくために、
オリーブをご紹介します。
【学名】Olea europaea
【属性】モクセイ科オリーブ属
四季を通じて楽しめるモダンなシンボルツリー
オリーブは常緑樹であるため、1年を通して美しい緑を楽しむことができます。
青みがかった葉色が洋風な印象を与え、モダンな建物にもぴったりです。
「平和」が花言葉の縁起木ということもあり、シンボルツリーとして人気があります。
初夏には、キンモクセイに似た形のクリーム色の小花を咲かせ、甘い香りを楽しめます。
秋から初冬にかけては楕円形の種子の入った果実をつけ、黄緑色~濃紫色に熟します。
自家不結実性で、実をつけたい場合は2品種以上を植える必要があります。
花も実も季節を問わず楽しむことができる樹木です。
お手入れのポイント
オリーブは地中海沿岸を原産地とし、暖かく雨の少ない気候を好みます。
乾燥に強く明るい日光が大好きで、やせ地でも育ちます。
落ち葉の掃除が楽、水やりもほぼいらないというメリットがあることから、
ガーデニング初心者でも育てやすいと言われています。
植え替えは、4月や9月がおすすめです。
根が浅いため風当たりの強い場所での育成は避けましょう。
また2本以上植えると実つきが良くなります。
成長スピードの速い樹木で樹形が乱れやすいため、
3~4月頃に込み合った樹冠の内部をすかすように細かい枝を整理すると良いでしょう。
綺麗な状態を保つためには定期的な剪定や害虫駆除などメンテナンスが必要になります。
アフターケア(管理や剪定)の方法については、お近くのパートナーまでご相談ください。
(お近くのパートナーはこちら:https://gardens-garden.com/partner/)
食べても飾っても楽しいオリーブ
収穫の秋、オリーブが実ったらぜひお料理に加えてみてはいかがでしょうか?
果実はオリーブオイルや塩漬け、ピクルスに利用されます。
ポリフェノールたっぷりで大変渋く、生では食べられないので、
重曹水につけるなどして渋抜きをしてからお使いください。
黒く熟した実は、ハチミツに漬け込むと美味しいドルチェができます。
他にも剪定の際に刈り取った枝を利用するのも楽しいです。
また手軽なクラフトとしてスワッグやリースなどにも利用できます。
玄関や水回りなど日の当たらない場所に置いても、ぱっと気持ちが明るくなります。
麻紐で縛って天井から吊しても○。
GARDENS GARDENは、四季を感じるお庭作りのお手伝いをしています。
庭は自然がくれた贈り物でいっぱいです。
(2枚目:photo by Takuya Yamauchi)