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黒い葉の名脇役~コクリュウ~

庭のある暮らし〜GARDENS LIFE〜をもっと楽しんでいただくために、
コクリュウをご紹介します。


【学名】Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens'
【属性】スズラン科リュウノヒゲ属

おなじみのカラーリーフ


緑色が主になる庭の中で、黒い葉がワンポイントとして大きな役割を果たしてくれるコクリュウ。
開花期である7~8月には茎の先端にかわいらしい淡いピンクの花を咲かせ、花が咲き終わると黒い実を付けます。
日本が原産で、昔から住宅のお庭だけでなく街中やビルの植栽などにもよく利用されています。ふと見かける機会も多いのではないかと思いますが、実は海外でも人気が高い植物です。

小見出し2:メンテナンスいらず
耐寒性・耐暑性はともに強く、植えっぱなしでも高さ約20㎝ほどに生長します。
乾燥にも強いので水切れして枯れることもありません。
また葉は密集して生える特徴があり、雑草が生える余地も与えません。

日当たりのいいところから日陰までどんな場所でも育ちます。
真夏の直射日光を浴びると枯れることがあるので半日陰の場所が最適ですが、一日中光が当たらないようなところでも大丈夫なので、北側の庭にも適しています。

名前の由来


コクリュウの一番の魅力は葉の色。
名前通りの黒い葉は、渋さもあり、上品さもあり、周りのグリーンを引き立ててくれます。
また、細長い葉の形はスタイリッシュな雰囲気があり、ワンポイントとして植えるとお庭を引き締めます。

葉が黒でなく緑っぽく戻ってしまうものもありますが、
その場合は緑に戻った部分を摘み取るのがよいでしょう。
コクリュウは光のあたる量で葉の色が変わりますので、
黒っぽい色にしたいときは光の多いところに、
緑色にしたいときは日陰に植えると自分好みの色にできます。

決して主張はしませんが、お庭のアクセントとしても
メンテナンスフリーの植物としても優秀な、まさに名脇役と言えるコクリュウ。
つややかで美しい黒い葉に、たまには注目してみるのもいいかもしれませんね。

GARDENS GARDENは、四季を感じるお庭作りのお手伝いをしています。
庭は自然がくれた贈り物でいっぱいです。

(1枚目:photo by Takuya Yamauchi)